おわりに
本サイトでは、CH32V003のArduinoでの開発について解説してきました。 Arduinoは非常に簡単に扱えるため、簡単なことしかできないと悲観せずに、開発スピード重視で使っていくことをお勧めします。 CH32V003でもっと高度なことをしたいと思ったときに、ぜひ元の書を参考に公式SDKやch32funを使ってみてください。
筆者はこの執筆を通して、CH32V003の使い方を深く知ることができました。 実際に、StickPointVに対して、ch32funのI2C Slaveライブラリの利用に置き換えるリファクタリングをしたり、SparrowSv3の右手キーボードにWatchdog Timerを追加したりしました。 CH32V003の機能を余すことなく使えるようになったように思います。
ぜひ、ご自身のCH32V003の開発に役立てていただければと思います。
著者
Atsushi Morimoto
休みは電子工作ばかりしているAI寄りのフルスタックエンジニア。 VS Codeにわりと詳しく、2024年1月に『改訂新版 Visual Studio Code実践ガイド』を上梓しました。 技術書典3~18に毎回新刊を持って参加しています。
- X(旧Twitter)、GitHub: 74th
- BOOTH https://74th.booth.pm/に電子工作キットも出しています
- 制作物ショーケース https://showcase.74th.tech/
著書
- 商業誌『改訂新版 Visual Studio Code 実践ガイド』(技術評論社, 2024)
- 同人誌『自宅IoTリモコン全部作る』技術書典 17
- 同人誌『USB完全に理解した−通信仕様とコントローラ編−』技術書典16
- 同人誌『WCHのICを活用する電子工作の本』技術書典15
- 同人誌『マイコンさんに知らないプロトコルを喋らせる技術』技術書典14
- 同人誌『土曜日の Raspberry Pi Pico』技術書典13
- 同人誌『VS Code デバッグ技術 2nd Edition』技術書典11
- 他、商業誌2冊、同人誌8冊